悩みながら生きる私たちへ『結婚しなくていいですか。』がくれる安心感

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『すーちゃん』を読み終えると、多くの読者が次に手に取るのがシリーズ第2作『結婚しなくていいですか。すーちゃんの明日』です。

すーちゃんシリーズは、巻を追うごとに主人公の年齢や環境が変化していくのが特徴。第2作では、30代後半のすーちゃんが直面する結婚・介護・将来といったテーマが描かれます。

1作目の延長線上で読みやすく、シリーズの魅力がより深まる一冊です。

この記事では、その第2作『結婚しなくていいですか。すーちゃんの明日』について、書籍情報・あらすじ・感想をまとめてみました。

『結婚しなくていいですか。』本の情報

  • 著者:益田ミリ
  • 出版社:幻冬舎(幻冬舎文庫)
  • 発売日:2010年8月5日
  • ページ数:129ページ

『結婚しなくていいですか。』のあらすじ

益田ミリの「すーちゃん」シリーズの第2作。
カフェの店長として働く、36歳・未婚のすーちゃんが主人公です。
結婚や介護といった重いテーマを扱いながらも、4コマの形で日常の一コマとして描かれているので、深刻になりすぎず、ふっと肩の力が抜けるのがこの作品の特徴です。
誰もがどこかで共感できる、4コマ漫画です。

感想~おすすめポイント

一人会議をのぞく

人はみな悩みながら生きているのだと、改めて思えます。
普段、自分の心の中で一人会議をして、いろんな結論を出しているけれど、
この本は、まるで他人の心の一人会議をそっとのぞいているようで、どこか楽しい。
ああ、こういう葛藤って、みんな抱えているんだな、と。
そして、誰もがそんなに聖人ではなくて、
人と比べて優越感を覚えたり、他人にイラっとしたりするものなんだと、少し安心する。

寝る前の癒し

一冊はかなり薄く、10分ほどで読み終えてしまう。
この短さが、夜寝る前の時間にちょうどいい。
厚さは薄いのに、読後にはしっかりと余韻が残る。
一日を忙しく過ごして、仕事のタスクや締切で頭がいっぱいになっているときでも、ふっと肩の力が抜けて、自分の暮らしに戻ってこれるような気がしました。

悩みの中の小さな幸せ

リアルを描きながらも、登場人物たちが自分の人生を過度に悲観していないところに救われる。
確かに悩みは抱えているけれど、その一方で日々の生活に満足している部分もちゃんとある。
結婚や介護といった簡単に解決できない悩みを抱えつつも、友達とお茶をして楽しい時間を過ごしたり、自由なひとり暮らしを謳歌したりしている。

そうした姿に触れると、なんだかこちらまで安心する自分がいます。

まとめ|『結婚しなくていいですか。』はこんな人におすすめ

益田ミリの「すーちゃん」シリーズ第2作『結婚しなくていいですか。すーちゃんの明日』は、 結婚・介護・将来への不安を、4コマのやさしいタッチで描いた一冊です。

  • 寝る前に10分だけ読みたい
  • 心がふっと軽くなる本がほしい
  • 30代以降の悩みに寄り添ってくれる物語を探している

そんな人にぴったりの作品だと思います。 1作目『すーちゃん』を読んだ方なら、すーちゃんのその後がより深く感じられるはずです。

▼すーちゃんシリーズ第1作『すーちゃん』は以下で紹介しています。

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